- 2018/05/10
- 【記事紹介】新入社員が五月病を乗り切るために、私たちが伝えられることは?
長い方で9連休という今年のゴールデンウィーク。皆さんはどのように過ごされましたか?
こいのぼりや帰省ラッシュなどと並ぶこの時期の風物詩が、「五月病」。
ご存知の通り、新しい環境に適応できないことで生じる精神的な症状を総じて「五月病」と呼びます。
特に、入社したばかりの新入社員の休み明けの表情は、どの人事担当者さまも気にされているところではないでしょうか。
今回は、日本経済新聞でこんな記事を見つけましたので紹介させていただきます。
五月病は成長のバネ プロが教える職場ぐるみの克服術
自己愛の強すぎる新入社員?
記事では次のような指摘がされています。
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最近の特徴として「自己愛が強すぎる人が多い」点を挙げる。
家庭や学校で厳しく叱られる経験が少なく、自分に足りない点を自覚しないまま、社会人になる人が増えている。
逆にいえば、自分ができることばかりに目が向き、自己愛は総じて大きくなりがちだという。
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そもそも、新人にミスはつきもの。
先輩社員には当たり前の考え方でありながら、当人はそんな自分を認められず、本来必要な自己肯定感を失ってしまったり
「悪いのは自分ではなく上司の指示」「会社のせい」など、周りに責任を押し付けてしまう傾向があるのだそうです。
入社して初めての大型連休。緊張の糸が緩み、ふと自分自身を振り返るタイミングでこのような感覚に陥ってしまうことで
症状が悪化したり、離職などに至ってしまう可能性があります。
“ ミスをしない ” のではなく、“ ミスから学ぶ ” 力を育む
こうした課題に対しては様々な対策が考えられますが
やはり、社会人としてのパラダイムチェンジ(発想の転換)を促すことが大切なのではないかと考えます。
ミスを排除しようとすると、上記のように、発生したミスを他者のせいにしてしまったり
そもそもチャレンジすることが怖くなってしまうという悪循環に陥ります。
大切なのは、「ミスから学び、そこからどのように改善(行動)していくか」ということ。
私たちも、ミスを指摘するばかりでなく
社会人としての考え方や価値観をしっかり伝えていくための時間が必要なのかもしれません。
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